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執筆者の写真平和の森AnimalClinic

ウサギの臼歯過長(不正咬合)

今回はウサギさんの臼歯(奥歯)の過長の紹介となります。

牧草の食べが8割ほどになった」とのことで、健診に来られました。

身体検査で、臼歯の過長が認めらました。


健康診断で、血液検査などに異常がなっかったため、麻酔をかけて臼歯のカットを行いました。


麻酔下で臼歯を確認していきます。

伸びて、尖っているのがわかります。


尖っている部分を切ってみると、歯のあたっていた頬粘膜が潰瘍になっていました。


下の歯に過長はなく、舌にあたることなく綺麗でした。


処置後は、痛み止め胃腸薬を飲んで経過を見ていきます。

今後も伸びてくる可能性が高く、定期健診が重要となります。

うさぎさんの場合、早期発見・早期治療が、その後の回復に大きく影響します。


気になる様子がありましたら、お早めにご相談ください。

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