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執筆者の写真平和の森AnimalClinic

ウサギの卵巣子宮摘出

今回は、ウサギさんの卵巣子宮摘出術(避妊手術)についてご紹介させていただきます。

5歳のウサギさんで、身体検査で子宮の異常が見つかり、手術を提案させていだき、卵巣子宮摘出術を行いました。


実際の子宮はかなり腫れており、病理検査にて詳しく調べることとしました。

結果は「子宮腺癌」という悪性の腫瘍(癌)でしたが、完全切除されていました。

今回は、中高齢になっての手術でしたが、術後1週間ほどで食欲や元気も元通りになってくれました。

病理検査の結果が悪性腫瘍のため今後は、転移などがないか、定期検診をしていく予定となります。


女の子のウサギさんの場合、4歳以降では60以上のウサギさんに子宮疾患が発症すると報告されています。

そのため、早めの避妊手術が重要となります。


高齢になり、麻酔リスクが上がる前にご相談いただければと思います。





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